「マッチングアプリで複数の人と同時に話すのってアリなの?」「同時進行は不誠実じゃない?」「いつまで続けていいの?」—同時進行についての疑問や罪悪感を抱えているマッチングアプリユーザーは多い。
結論から言うと、マッチングアプリの同時進行は利用者の73%が実践する標準的な活動スタイルだ。交際が決まるまでは複数進行を続け、交際が決まった時点でやめるというルールを守れば不誠実ではない。
この記事では、同時進行の実態データ・メリット・いつまで続けていいか・注意点・断り方まで徹底解説する。
マッチングアプリの同時進行は普通?アンケートで判明した実態
300人調査で同時進行している人は73%と多数派であることが判明
マッチングアプリ利用者300人を対象にした調査では、同時進行をしていると回答した人は73%という結果が出た(※調査をもとにした参考値)。4人に3人以上が同時進行をしているという事実は、同時進行が例外的な行動ではなくマッチングアプリの標準的な活動スタイルであることを示している。
付き合うまでに出会った人数の平均は男性3人・女性5人
同じ調査では、マッチングアプリで恋人を作るまでに実際に会った人数の平均は男性3人・女性5人というデータが出ている(※参考値)。これは「1人に絞って順番に会っていく」というアプローチではなく、複数の人と並行して関係を進める中で最終的にパートナーを決めるという流れが一般的であることを示している。
同時進行は不誠実ではなくマッチングアプリの標準的な活動スタイル
同時進行に罪悪感を覚える人は多いが、マッチングアプリは「まだ正式に付き合ってはいない相手と出会いを探す場所」という前提の上で設計されている。アプリのサポート情報でも「交際が決まるまでは複数の人と話すことは問題ない」という考え方が標準とされているケースが多い。重要なのは同時進行そのものではなく、どのように進めるかというマナーだ。
マッチングアプリで同時進行するメリット4つ

①効率よく理想の異性に出会える確率が上がる
1人に絞ると音信不通で1〜1.5ヶ月が無駄になるリスクがある
1人に絞って活動すると「返信が来なくなった」「デートに発展しなかった」という段階でゼロからやり直すことになる。マッチングアプリでは返信が止まる・音信不通になるケースは珍しくなく、1人に絞った場合は1〜1.5ヶ月が無駄になるリスクがある。複数進行することでこのリスクを分散し、効率よく理想の相手を探せる。
②たくさんの異性と接することで視野が広がり比較基準が生まれる
多様な人と話すことで「自分はどんな人が好きか」「どんな価値観の人と合うか」という自己理解が深まる。初めて会った1人の印象だけでは判断基準がないが、複数の人と会うことで「前に会った人と比べると話しやすい」「価値観が合うのはこちらの人だ」という比較軸が生まれる。この経験の積み重ねが最終的により良い選択につながる。
③相手の行動に一喜一憂せず精神的な余裕を持って活動できる
1人に絞ると「返信が遅い」「デートの誘いを断られた」という出来事が大きなダメージになりやすい。複数進行することで気持ちの分散が生まれ、1人の相手の行動に振り回されない精神的な余裕が生まれる。この余裕は皮肉なことに、相手から見た自分の魅力にもつながりやすい。
④出会いの経験を重ねることで会話力・魅力が自然にアップする
初対面での会話・デートでの立ち居振る舞い・メッセージの書き方は、経験を積むほど上達する。複数の人と関わることで実践的なコミュニケーション力が鍛えられ、次の出会いでより自然に自分を表現できるようになる。
真剣に婚活・恋活しているからこそ同時進行する

1人に固執するとうまくいかなかった時のダメージが大きすぎる
真剣に相手を探している人ほど「この人しかいない」という気持ちになりやすいが、その気持ちが強いほど関係がうまくいかなかった時のダメージは大きくなる。複数進行は「卵を一つのバスケットに入れない」という合理的なリスク分散の考え方だ。
複数人と関わる経験が積み重なり最終的により良い出会いにつながる
複数の人と関わる経験が増えるほど「自分は本当に何を大切にしているか」「どんな相手と一緒にいると幸せか」という自己理解が深まる。この自己理解が最終的に「この人だ」という確信につながる。
相手が同時進行していても真剣だからこその行動と理解することが大切
逆に自分が気になっている相手が同時進行をしている場合も、それは「真剣に相手を探しているからこそ」の行動として理解することが大切だ。相手が複数の人と話していることは不誠実のサインではなく、より良い出会いを真剣に探しているシグナルだ。
マッチングアプリの同時進行はいつまで続けていい?

メッセージ・デートの段階では複数進行を続けるのがベスト
マッチング直後はプロフィールのみで相手の実態がわからないため絞るのは早い
マッチング直後の段階では相手のプロフィール情報しかわからない。実際に会って話してみるとプロフィールの印象と全く違うというケースも珍しくない。メッセージのやり取り段階・初デートの段階では絞り込みは早計だ。
同時進行を続けるべき段階の目安は以下の通りだ。
- マッチング直後〜メッセージのやり取り中:複数進行がベスト
- 初デート〜数回のデート:気になる相手への集中はOKだが完全に絞らなくてもいい
- 真剣交際(お付き合い)が決まった時点:この段階でやめるのが最もスムーズ
交際相手が決まった時点で同時進行をやめるのがマナー
アプリを2人で一緒に退会するのが最もすっきりした終わり方
正式に付き合うことが決まった段階が同時進行をやめるタイミングだ。交際後もアプリを続けることは「まだ他の人と出会おうとしている」と受け取られ、パートナーへの不信感につながる。交際決定後はアプリを退会する・2人で一緒に退会するという形で区切りをつけることがお互いに安心感を生む。
マッチングアプリ同時進行中の注意点とNG行動

注意点①自分から「同時進行している」と相手に言わない
「候補の一人」と伝えているに等しく相手を傷つける可能性がある
聞かれてもいないのに「他の人とも話しています」と自ら告げることは、相手に「自分は複数候補の一人に過ぎない」という印象を与え傷つける可能性がある。同時進行は暗黙の了解であり、わざわざ言葉にする必要はない。
逆に聞かれた場合は「素敵な方を探している最中です」が好印象な答え方
「他にも話している人はいますか?」と直接聞かれた場合は正直に答えることが誠実だが、答え方を工夫することで印象が変わる。「はい、複数人と話しています」というストレートな回答より「良い縁を探している最中です」「真剣に相手を探しているので、ご縁を大切にしたいと思っています」という表現が好印象になりやすい。
注意点②名前・情報・送信先を絶対に間違えない
デート前に相手のプロフィールとこれまでの会話内容を必ず復習する
複数の人と同時進行する際の最大のリスクが「名前の間違い」「別の人の話を混同する」「送信先の間違い」だ。特にデート前・デート後のメッセージは会話の内容を復習してから送ることを習慣にしてほしい。送信先の間違いは相手を深く傷つけるだけでなく関係が即終了するリスクがある。
話題が混ざり始めたら同時進行の人数を減らすサイン
「あれ、この話はAさんとしたのかBさんとしたのかわからない」という状態になってきたら、同時進行の人数が自分の管理能力を超えているサインだ。このタイミングで優先度の低い相手とのやりとりを減らして人数を絞ることが適切な対応だ。
マナー違反の同時進行NG例3つ
嘘をつきながら進める・交際決定後も連絡を続ける・突然ブロックする
- 嘘をつきながら進める:「あなただけ」「他には誰もいない」と伝えながら複数進行することは明確に不誠実だ。相手の信頼を裏切る行為でありマナー違反の中で最も重い
- 交際決定後も連絡を続ける:パートナーが決まった後も他の人へのアプローチを続けることは、その人に対しても他の相手に対しても不誠実だ
- 突然ブロックする:関係を終わらせたい場合、理由も告げずに突然ブロックすることは相手を深く傷つける。短くても一言断りのメッセージを送ることが最低限のマナーだ
同時進行のマナーと注意点の詳細については、マリピタの同時進行マナー完全解説記事も参考になる。
同時進行のデメリットと対策
デメリット①時間的・精神的な負担が大きい
自分が対応できる人数を事前に決めておくことで負担を軽減できる
複数の人との連絡・デートのスケジュール調整・プロフィールの管理は時間と精神力を消耗する。対策として「同時進行は最大3人まで」「週に会えるのは2人まで」という自分ルールを事前に決めておくことで、キャパオーバーを防げる。
デメリット②断るのが苦手な人には精神的に辛い場面がある
同時進行をやめる段階では必ず誰かに断りを入れる必要がある。断るのが苦手な人には精神的な負担が大きいデメリットだ。後述する断り方の例文を事前に準備しておくことで心理的なハードルを下げられる。
デメリット③複数の相手の情報管理が難しくなる
名前・職業・趣味・会話の内容が混ざるリスクが増える。対策として各相手の情報をスマートフォンのメモアプリに整理しておく・LINEのトーク画面のメモ機能を活用するという管理方法が有効だ。
デメリット④最終的に1人を選ぶ時に迷いやすくなる
複数の候補がいる状態では「こちらの方が良かったかもしれない」という迷いが生まれやすい。しかし選んだ相手との関係を大切にすることに集中することで、この迷いは時間とともに薄れていく。
罪悪感を感じる場合は自分ルールを決めて誠実に活動する
「2回目のデートから1人に絞る」など自分なりのラインを設けるのが有効
どうしても罪悪感を感じる場合は「2回目のデートに進んだら相手を1人に絞る」「デートに進む前に他の人とのやりとりを終わらせる」という自分ルールを設けることで、罪悪感を軽減しながら誠実に活動できる。大切なのは自分が守れるルールを決めて守り続けることだ。
同時進行中に2人で迷ったときの選び方
親・お金・ライフプランなど普段しない深い話をして価値観を確認する
外見・職業・趣味という表面的なスペック比較では選べないと感じたら、将来の価値観を確認する深い会話をすることが有効だ。「結婚後の生活スタイル」「子どもについての考え方」「お金の使い方」「親との関係」という普段話さないテーマを話すことで、相手との価値観の一致度が見えてくる。
スペックではなく「一緒にいて安心できるか」を判断基準にする
年収・学歴・外見という客観的なスペックで比較するより、「この人といると自然体でいられる」「話していて疲れない」「沈黙が苦痛じゃない」という感覚を重視することが長期的な関係の満足度につながりやすい。安心感・居心地の良さを判断基準にすることを意識してほしい。
第三者(友人など)の客観的な意見を参考にする
自分の中で結論が出ない場合は、信頼できる友人に状況を話して客観的な意見をもらうことも有効だ。自分では気づいていない相手への偏りや、比較に使っている基準の偏りを指摘してもらえることがある。最終的な決断は自分でするとしても、第三者の視点が整理のきっかけになる。
恋人ができた後の同時進行相手への断り方
「恋人ができた」とハッキリ伝えて相手に希望を持たせない
同時進行していた相手に別れを告げる際は、曖昧な表現を使わずに「恋人ができた」ということをはっきり伝えることが重要だ。「少し距離を置きたい」「忙しくなった」という曖昧な断り方は相手に「もしかしたらまだチャンスがあるかもしれない」という希望を持たせてしまい、かえって残酷になる。
以下は断りメッセージの例文だ。
「○○さん、急なご連絡をすみません。実はご縁があって交際することになった方がいまして、ご報告が遅くなってしまいました。これまで楽しい会話をしてくださり本当にありがとうございました。○○さんの素敵な出会いをお祈りしています。」
これまでのやりとりへの感謝を必ず添えて丁寧に伝える
断りを伝える際には「これまでのやりとりへの感謝」を添えることが誠実さを伝える上で重要だ。「突然すみません」という前置き・「楽しい時間をありがとうございました」という感謝・「良いご縁に恵まれることを願っています」という相手への気遣いという3点セットを基本とすることで、相手に誠実な印象を残せる。
罪悪感を持つ必要はない・マッチングアプリでは暗黙の了解
断りを入れることへの罪悪感を持つ必要はない。マッチングアプリの世界では同時進行は暗黙の了解であり、相手も複数の人と話しているケースがほとんどだ。丁寧に・誠実に伝えることができれば、それ以上の罪悪感を感じる必要はない。
同時進行を効率的に進めるなら複数アプリの並行利用がおすすめ
目的別にアプリを使い分けると気持ちの整理がしやすくなる
恋活ならwith・恋活〜婚活ならペアーズ・婚活ならOmiaiの使い分けが有効
同時進行をより効率的に進めたい場合は、複数のマッチングアプリを並行して使うことで出会いの機会を最大化できる。アプリごとに集まっている会員層・目的が異なるため、自分の目的に合わせて使い分けることが効果的だ。
| 目的 | おすすめアプリ | 特徴 |
|---|---|---|
| 恋活(カジュアルな出会い) | with・タップル | 20代会員多い・気軽に始めやすい |
| 恋活〜婚活(幅広く) | ペアーズ | 国内最大2,500万人・幅広い年代 |
| 婚活(結婚前提) | Omiai・ブライダルネット | 婚活目的の会員が多い・真剣度高い |
複数アプリを使う場合も、管理できる人数の上限を決めてキャパオーバーにならないよう注意することが重要だ。
まとめ|マッチングアプリの同時進行はマナーを守れば効率的な出会いの近道
マッチングアプリの同時進行についてのポイントを改めて整理する。
- 同時進行は普通:利用者の73%が実践する標準的なスタイル
- いつまでOKか:交際が決まった時点でやめるのがマナー
- 注意すること:自分から言わない・名前・情報の間違いに注意・嘘はつかない
- 断り方:「恋人ができた」とはっきり伝えて感謝を添える
- 効率化:複数アプリの並行利用で出会いの機会を最大化
同時進行は不誠実な行動ではなく、真剣に相手を探しているからこそ取るべき合理的なアプローチだ。マナーを守りながら誠実に活動することで、より良い出会いへの最短ルートになる。

